『介護老人保健施設たまむら』は、平成8年に開設し、一般棟50床、認知症専門棟27床、ユニット棟23床の入所サービス(合計100床)の他、ショートステイ、通所リハビリテーション(デイケア)、訪問リハビリテーションといった在宅サービスを行っております。
「介護老人保健施設」は、介護が必要とされる方が自宅で自立して生活できるように、生活に即したリハビリを行い、病院と自宅の橋渡しをする「中間施設」と位置付けられています。『介護老人保健施設たまむら』では、医師や看護師の医学的管理の、介護士による入浴、食事、排泄といった日常生活に必要なケアとともに、理学療法士、作業療法士によるリハビリテーションを積極的に行い、ご利用者様の早期の在宅復帰を目指すとともに、その後も引き続き安心な在宅療養生活を支援しています。
当施設では特にリハビリテーションに力を入れており、多数の専門スタッフがお一人おひとりの状態に合わせたプログラムを提供させていただいております。また、全国的にも珍しい川平法やHALといった先進的な方法にも積極的に取り組んでおります。
更なる特長としては『角田病院』を併設している事です。そのため、急に具合が悪くなった場合でも病院での対応が可能です。改善したら当施設に戻って、早期の在宅復帰を試みたり、在宅サービスを利用し自立した在宅生活を送るといった『医療と介護のスムースな連携』をとることが可能となっています。
さて、現在日本は未曽有の少子・超高齢社会に突入しており、高齢化率は25-30%、高齢者数も3000万人を超えています。高齢者の方が、住み慣れた自宅や地域で暮らし続けられるように、質の高いチームサービスを提供できるように職員一同これからも研鑽を積んでいく所存でございます。
施設長角田 祥之